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憧れ [football]

チームの台所事情を考えると憂鬱な気分になります.
華やかなプレミアリーグも膨大な借金に危ぶまれているチームが珍しくないそうです.しかし,イングランドでは過去に破産したプロチームは数あれど,そのものがなくなったチームはないと言う話を耳にしました.
「お金よりフットボールが大事」な社会なんでしょうね.
いつか日本も「お金より大事なモンがある」って格好つけじゃなく自然体で言える国にしたいです.
とは言え,イギリスはサッチャー時代に社会保険費をケチったせいで,医師・看護師が国外へ大量に流出し予定手術は1年待ちその間に癌は進行なんて笑えない事態に陥ったのですから,こじつけちゃえば「命よりフットボールが大事」な国だったのでしょう.(微毒)
日本でも小泉政権がオリックスの宮内会長に誑かされて打ち立てた医療制度改革は正にこの路線を踏襲するかのごとき愚策でした.その成果が徐々に出始めています.(中毒)
現状を「医療崩壊」などと叫ぶマスメディアには辟易しますが,まだまだシステム破綻の影響はこれからが本番です.残念ながら日本人医療従事者の多くは英語を流暢には喋られませんので海外に逃亡することは出来ませんが.(苦毒)

話が大幅にずれてしまいました.最近のテレビを観ていると頭に来ることばかりで(観なきゃいいんだけどね)ついつい…
正月に「サッカーとイタリア人」 (光文社新書)と言う本を読みました.イタリア人にとってカルチョとは何なのか.地方のサポーターにとってホームチーム,ダービーはどういう意味を持つのか.中田や中村が残した足跡.マラドーナとナポリ.と興味深い話が沢山紹介されています.驚いたのはキングKAZUが残した印象が思いの外強いこと. イタリアサッカーに興味がない人でも面白く読めると思います.お薦めします.
そして,イタリアでは多くのチームが破産し消失している事も書いてありました.この国ではそれを含めてカルチョの歴史となっている様です.
残念ながら,日本人の将来を想像したときにイングランドのようなフットボール文化ではなく,イタリア型のカルチョ文化を手にしてそうな気がしています.
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