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評価 [Consadole札幌]

何事についても言えることだが,目標や計画を立てたら必ず評価が必要となる.
職場で管理職にある人間ならば常識かとは思うが,恥ずかしいことについ最近まで評価に対する考え方が非常に甘かった事に気付かされた.
日本人は計画を立てるのが上手いと言われる.
その一方では評価があまりなされていない事も問題視されはじめた.事業仕分けなどはその一例に過ぎないし,本来評価と呼んではいけない手法であるにも関わらず注目を浴びるのは珍しかったからだと思う.年度末になる度に掘り返され整備される道路を見る度に皆が感じていた違和感を紐解くきっかけになればよい.
本来,評価とはフィードバックをしてよりよい行動に結びつける為にする.人を育てる現場ではnegativeフレーズを可能な限り排除して,自ら改善に向かうモティベーションを刺激することが有効とされている.言葉では簡単だが実践は極めて難しい.
地域に根ざしたプロスポーツチームは組織としての成長の為に目標が必要だ.目標を立てれば評価,目標・方策の修正が不可避であり,チームを組織する全員がそのフィードバックを受けなくてはならない.
確かにチームは長期計画や毎年度の目標を設定している.恐らく各試合毎に監督・コーチ・各選手達もフィードバックを受けているはずである.それでも組織が成長するのはこれほどに難しい.
チームを取り巻く環境でフィードバックを受けていない(恐らく正当な評価も受けていない)集団はサポーターではなかろうか.サポーターにも責任があるはずだ.何より入れ替わりが激しいプレーヤー,指導者,HFC社員に比べれば,ほとんど入れ替わりもなくここにいたのはサポーターな訳だし.
新選手や若手に期待をするのはいいとしても,あれほど輝いていた選手達が次々とspoilされていくかの如くつまらないプレーヤーになっていく過程には責任を感じるべきだ.我々が然るべきフィードバックが出来ていなかったからではないのか.
チームを愛していれば責任を果たしたとは言えないだろう.
責任とは問われて答える能力と覚悟を指すのだから.
だから,僕らはこの問いに答えなければならない.
「これからチームに何を求めますか?その為にあなたは何をしますか?」

正直,開幕前からresponsibilityを失ってしまっている.
自分の立ち位置が判らないのは大変に苦しいが仕方がないと思っている.
自分がチームに何を求めているのか?
まずはその答えを探りたい.
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